日本を旅しよう ~慶雲館、荒神谷遺跡、飛騨高山~

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滋賀県 慶雲館

滋賀県にある慶雲館は、まちの迎賓館として建造されました。

明治時代、長浜の豪商・浅見又蔵氏が、明治天皇行幸に合わせ、私財を投じて建設したのがはじまりなのだそうです。

庭園を手掛けたのは、七代目小川治兵衛なのだそうです。

島根県出雲市 荒神谷遺跡

荒神谷遺跡は、出雲市の斐川町あたりの、広域農道の建設にともなう遺跡分布調査を行ったところ、

調査員の一人が田んぼの畦で古墳時代の須恵器の破片を拾ったことがすべての始まりだったそうです。

この谷の南側に「三宝荒神」が祀られていることから、

遺跡名を「荒神谷遺跡(こうじんだにいせき)」と命名し、本格的な発掘調査が行われたそうです。

そして発掘調査が始まった1984年に銅剣358本、

翌年の1985年にはそこから7mほど離れた地点で銅鐸6個、

銅矛16本という大量の青銅器が出土し、

これらは全て1998年に「島根県荒神谷遺跡出土品」として国宝に指定されたそうです。

岐阜県 飛騨高山の街並み

飛騨高山は、茶人の金森宗和のゆかりの地です。

飛騨の街は古くから「匠の里」として栄えており、現在でも建築業に従事する人の割合が高いと言われています。

奈良時代以降、高い技術を持っていた飛騨の匠たちは都に派遣され、藤原京や平城京、平安京の建築にも携わったと伝えられています。

執筆者:山本和華子

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