建築意匠・ヴァナキュラー建築– category –
-
イスラム建築の歴史と特徴
ドームとイーワーン ドームは、西アジアの乾燥地帯に始まり、古代から引き継がれた技法です。 特に紀元後のペルシャ人たちはドームを好んで使っていました。 長大な部材を得ることの難しい乾燥地帯では、何とかして大きな空間を覆うために土や石を部品とし... -
古代の建築素材 ~世界史編~
はいみなさんこんにちは。 今回は、古代建築の建築素材について書いていこうと思います。 石 石は、もっとも自然状態に近い住居の基盤でした。 人類は風雨に浸食されてできあがった岩盤の洞穴に、生活空間を見つけ、そしてさらにそれを削り出すことによっ... -
西洋と東洋の建築の違い、そして集落の建築の話
はいみなさんこんにちは。 今日は、建築家である隈研吾さんと、10人の方の対話が収められている『くまの根』を要約しながら、 建築のあらゆる話をしていきたいと思います。 集落と建築(原広司・セン=クアン・隈研吾) 北アフリカには、先住民族ベルベル... -
ティム・インゴルド著 『メイキング』 要約 人類学・考古学・芸術・建築 ~つくることの本質~
第一章 グレゴリー・ベイトソン「二次学習」・・・世界についての事実を暗記することを目的としない。自然から学べるようになることを重視する。世界自体が学習の場となる。 考えることとつくることの関係 現在生じていることと世界との関係を調整する→応... -
建築デザインと色彩の関係 ~基調色からパブリックアートまで~
建築設計というのは、気候・風土の側面から社会的・文化人類学的な側面まで幅広く検討されながら、建築の成り立ちと場所との関係が語られ、文脈が読み込まれた、意識された空間や環境が建築家によって作られている。 設計する側が、何かしらの意図を持って...
1