日本の文化・アート・歴史– category –
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茶道具に「銘」を付けるのはなぜ? 銘の文化的背景・起源・由来、海外との比較について解説 ~日本文化紹介シリーズ~
はいみなさんこんにちは。 めちゃくちゃ久しぶりに、日本文化紹介シリーズです。 茶道を習っている方でしたら、一度は「銘」に対してちょっとしたギモンを持つ機会もあるかと思います。 なんで「銘」を付けるんだろう? 海外にも銘の文化ってあるのかしら... -
法華宗の歴史と「天文法華の乱」、「法華経」の教えの内容と特徴、日本美術との関連性について
はいみなさんこんにちは。 私の大好きな芸術家である本阿弥光悦や長谷川等伯はみなさん法華宗だったそうで、 「そうなんや!日本のアートって水墨画や枯山水など、禅宗が担っていると思っていたけれど、 それだけではなかったんだ!」ということを知り、法... -
【くすりの富山】なぜ富山藩は江戸時代、農業以外の商業をする必要があったのか?富山藩の売薬商人の歴史 ~ビジネススタイルの特徴、北前船、薩摩組、国際貿易、倒幕への影響~
学校で習った富山の歴史といえば、「米騒動」くらいしか思いつきませんよね(笑) しかし、富山の歴史は、米騒動だけではないんです。 今回は富山の売薬商人の歴史と発展についてみていきます。 富山の薬売りの概要とビジネススタイル 富山の薬売りは、江戸... -
石原莞爾は、アジアの平和を実現することを目標としていたのに、なぜ満州事変という手段を取ったのか。そして彼は晩年に何を思い、何を考えていたのか
前回、石原莞爾と東條英機の対比について見てきました。 今回は、石原莞爾がアジアの平和と統一を目指すというビジョンを掲げていましたが、 なぜその手段として満州事変という軍事侵攻を選択したのか、 そして彼は晩年に何を思い、何を考えていたのかにつ... -
石原莞爾はなぜ首相になれず、なぜ東條英機は首相になれたのか ~昭和の激動を生きた二人の対照的な軍人~
昭和の時代、日本の歴史の中でも特に激動の時期に、 石原莞爾と東條英機という二人の軍人が重要な役割を果たしました。 しかし、彼らの考え方や行動は大きく異なり、歴史に与えた影響も対照的です。 今回は、石原莞爾はなぜ首相になれず、なぜ東條英機は首... -
Wagasa ~Japan crafts series~ / 和傘の魅力を英語で伝えてみよう
Wagasa(和傘) is a Japanese umbrella made of Japanese paper stretched over bamboo and soaked in vegetable oil. 和傘とは、竹に張った和紙に、植物油を染みこませたものを言います。 stretch over:ぴんと張る soak:浸す The umbrella was introdu... -
Edo-kiriko ~Japan crafts series~ / 江戸切子の魅力を英語で伝えてみよう
Edo-kiriko(江戸切子) is a traditional glass craft with delicate patterns created by skilled craftsmen. 江戸切子は、熟練の職人の手によって繊細な紋様が施された伝統的ガラス工芸です。 Only glass products made by hand by craftsmen who are m... -
日本舞踊の演目「藤娘」の歌詞を、現代語に翻訳してみました
藤娘は、長唄です。 元禄時代、現在の滋賀である大津のお土産品に、「大津絵」というものがありました。 その大津絵の中に、藤の花房をかたげた美しい女性の絵が混じっていました。 その大津絵の人物を、舞踊として構成して演じたのが、この藤娘です。 藤... -
小堀遠州の茶の湯には、どんな特徴があるのだろうか ~綺麗さびとは?~
小堀遠州は、戦国時代から江戸時代にかけて活躍した茶人です。 時は後水野尾天皇を中心とした、寛永時代のサロン文化を支えました。 遠州は、生涯400回あまりの茶会を開き、綺麗さびという茶道スタイルを確立しました。 小堀遠州の茶の湯の師は、古田織部... -
歌舞伎の演目にはどんなものがある?あらすじもご紹介! ~日本文化紹介シリーズ~ ~助六、暫、俊寛など~
はいみなさんこんにちは。 今回は、歌舞伎の演目にはどんなものがあるのかについて、ご紹介していきたいと思います。 助六 助六は豪華絢爛な遊郭を舞台に、江戸っ子の助六が奮闘するする大人気の演目です。 特別な演出も多く、歌舞伎十八番でも別格となっ...