音楽キュレーション– category –
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オーボエ奏者、金子亜未『Voyage』 ~極上のクラシック音楽を聴いてみたシリーズ~
私、筆者がオーボエの魅惑を知ったのは、学生のときでした。 オーケストラバージョンの、ラヴェル作曲の「クープランの墓」を聴いて、 大変に、それはもう大変に感銘を受けまして、 こんなに美しい音色があるのかと驚き、また世界を好きになるのでした。 ... -
ピアニスト、實川風『プレイズ・ショパン』 ~極上のクラシック音楽を聴いてみたシリーズ~
實川さんといえば、まさに貴公子ショパンのイメージ。 私が實川さんの演奏を初めて聴いたのは、大学生のとき。 ラヴェル作曲の「クープランの墓」を聴いて、「なんてイケメンなんだろう」と思い、 もうもうもう、それだけで虜でした(笑) 今日は、ピアニス... -
チェリスト、佐藤晴真『The Senses ~ブラームス作品集~』 ~極上のクラシック音楽を聴いてみたシリーズ、ブラームスのチェロソナタ~
今日は、チェリストである佐藤晴真さんの作品『The Senses ~ブラームス作品集~』の感想を書いていこうと思います。 チェロ・ソナタ 第1番 第1楽章 重厚で荘厳な音色から始まります。 艶やかでいて、そして力強さも感じられます。 低音から高音に駆け上が... -
ベートーヴェンの作品、「交響曲第6番 田園」と「ヴァイオリン協奏曲」の特徴と魅力を解説
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンはドイツの作曲家です。 彼の作品は古典派音楽の集大成かつロマン派音楽の先駆とされ、後世の音楽家たちに多大な影響を与えました。 ベートーヴェンの初期の作品は、モーツァルトやハイドンの影響を受けた、非常に明... -
至高の弦楽四重奏ユニット、「カルテットフレスコヴェッセル」の魅力とは? ~ポップスやアニソン、ジブリなどおすすめの名曲~
はいみなさんこんにちは。 とある日、ユーチューブで「なんか弦楽四重奏を聴きたいな~」と思い検索して、色々なカルテットの演奏を聴き流ししていました。 すると、「ルパン三世」が流れてきて、そのあまりのカッコよさに、作業をしている手が止まりまし... -
【クラシック音楽をより豊かに聴いてみたい】岡田暁生著『音楽の聴き方』の要約
はいみなさんこんにちは。 今日は、岡田暁生著『音楽の聴き方』を要約していきたいと思います。 大多数の人にとって音楽を聴く最大の喜びは、他の人々と体験を共有し、心を通わせ合うことにありましょう。 音楽の文化的背景を意識化し、整理してみることが... -
モーツァルトの作品、「交響曲第25番 ト短調」と「交響曲第41番<ジュピター>」の魅力と特徴の解説 ~極上のクラシック音楽を聴いてみたシリーズ~
モーツァルトは1756年に、オーストリアのザルツブルクに生まれました。 モーツァルトは、ハイドンや ベートーヴェン と並んでウィーン古典派の人物とされています。 当時のザルツブルクは豊かな音楽都市でした。音楽の中でも特に宮廷音楽が発展しており、... -
バロック以前のクラシック音楽 ~中世西洋音楽・ルネサンス音楽~
はいみなさんこんにちは。 今日は、中世西洋音楽とルネサンス音楽、つまりバロック時代以前のクラシック音楽について、 お話していきたいと思います。 中世西洋音楽 中世西洋音楽は6世紀から15世紀にかけての音楽を指し、代表的なものにグレゴリオ聖歌があ... -
メンデルスゾーンの作品、「交響曲第3番<スコットランド>」と「フィンガルの洞窟」の魅力と特徴の解説 ~極上のクラシック音楽を聴いてみたシリーズ~
はいみなさんこんにちは。 今日は、メンデルスゾーンについてご紹介していきたいと思います。 メンデルスゾーンは1809年、哲学者の祖父、銀行家の父のもと、大変裕福な家庭にうまれました。 メンデルスゾーンはドイツ・ロマン派の音楽家です。 彼は幼い頃... -
チャイコフスキーの作品、「交響曲第6番<悲愴>」と「ピアノ協奏曲第1番」の魅力と特徴の解説 ~極上のクラシック音楽を聴いてみたシリーズ~
はいみなさんこんにちは。 みなさんはチャイコフスキーに対し、どのようなイメージを持っていますか? 彼は、19世紀に活躍した、ロマン派の作曲家です。 彼の音楽の特徴は、メロディーラインが美しいことです。 特に彼の管弦楽は、メロディーが湧き上げる...