はいみなさんこんにちは。今日は、ヒンドゥー教についてお伝えしたいと思います。
紀元前1500年頃、アーリア人が中東(イランあたり)からインドに移住し、原住民のドラヴィダ人を支配しつつ、ヒンドゥー教の前身であるバラモン教を作った、と言われています。
そして紀元前500年頃には、ヴェーダという聖典が成立します。
バラモン教は、「インドを支配した、アーリア人による宗教」でしたので、「支配者を優遇する」宗教でした。「カースト」などの身分を分ける制度も、その特徴です。
勝者=支配者を優遇する物語というのは、世界共通ですね。
そしてバラモン教は、インド現地の様々な宗教を取り入れていき、ヒンドゥー教として生まれ変わるのでした。
ヒンドゥー教は、多神教の宗教です。
その中でも、重要度トップ3の神様がいます。
1、ブラフマー(この世を創った神)
2、ヴィシュヌ(この世を維持する神)
3、シヴァ(この世を破壊、そして再生する神)
ヒンドゥー教の基本概念の一つに、輪廻があります。
仏教もヒンドゥー教も、輪廻からの解脱を目指します。
仏教でいうところの解脱を、ヒンドゥー教では「モクーシャ」と言います。
仏教では瞑想によって解脱を目指しますが、ヒンドゥー教は、「ヨーガ」によってモクーシャを目指します。
執筆者:山本和華子
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