はいみなさんこんにちは。
パウロ・コエーリョという方が記した世界的名著、『アルケミスト』を読んで、気になった箇所をまとめてみました。
●自分の運命を実現することは、人間の唯一の責任である。
●人生に起こるすべてが前兆である。
●自分の運命の実現に近づけば近づくほど、その運命がますます存在の真の理由になってゆく。
●私たちは持っているもの、それが命であれ、所有物であれ、土地であれ、それを失うことを恐れている。しかし、自分の人生の物語と世界の歴史が、同じ者の手によって書かれていると知った時、そんな恐れは消えてしまう。
●人は誰でも、その人その人の学び方がある。
●人生はパーティである。過去の教訓と未来の夢と共に今に生きたい。
●焦ってもいけないし、いらいらしてもいけない。もし、衝動に駆られて先を急ぐと、神様が道筋においてくれたサインや前兆を見落としてしまうだろう。
●神様はサインや前兆を、僕の進む道に用意していてくださる。神様の言葉は、自分が何をすべきか示してくれる。
●勇気こそ、大いなる言葉を理解するために最も重要な資質なのだ。
●心はすべてを知っている。それは大いなる魂から来て、いつか、そこへ戻っていくもの。
●自分の心があるところが、自分の宝物を見つける場所である。
●傷つくのを恐れることは、実際に傷つくよりもつらいものである。
●夢を追求しているときは、心は決して傷つかない。それは、追求の一瞬一瞬が神との出会いであり、永遠との出会いだからだ。
●錬金術は、大いなる魂と繋がることである。
●ただ単に、金(ゴールド)にしか興味を持たない者もいた。彼らが秘密を発見することは決してなかった。鉛や銅や鉄が、それぞれに果たすべき運命を持っていることを、彼らは忘れてしまったのだ。そして、他の者の運命の邪魔をする者は、自分の運命を決して発見することはない。
●錬金術とは、魂の完全性を物質界にもたらすことである。
【この小説を読んでみた感想】
アルケミストとは「錬金術師」という意味なのですが、人はみな、生まれながらに錬金術師なのかなと思いました。
自分の生まれながらに持っている原石をゴールドにするのではなく、その原石を磨くことで、どんな輝き方をするのか。
その自分の原石(才覚)は社会でどんな役割を担うのか。
それを追求していくのが人生なのかなと思いました。
決して、自分の原石をゴールドに変えようと(隣の芝生)願うことを錬金術というのではない。
内容を気に入っていただけましたら、ぜひ本書を手に取って読んでみることをオススメします。
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