2023年– date –
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音楽キュレーション
オーボエ奏者、金子亜未『Voyage』 ~極上のクラシック音楽を聴いてみたシリーズ~
私がオーボエの魅惑を知ったのは、学生のときでした。 オーケストラバージョンの、ラヴェル作曲の「クープランの墓」を聴いて、 大変に、それはもう大変に感銘を受けまして、 こんなに美しい音色があるのかと驚き、また世界を好きになるのでした。 オーボ... -
音楽キュレーション
ピアニスト、實川風『プレイズ・ショパン』 ~極上のクラシック音楽を聴いてみたシリーズ~
實川さんといえば、まさに貴公子ショパンのイメージ。 私が實川さんの演奏を初めて聴いたのは、大学生のとき。 ラヴェル作曲の「クープランの墓」を聴いて、「なんてイケメンなんだろう」と思い、 もうもうもう、それだけで虜でした(笑) 今日は、ピアニス... -
音楽キュレーション
チェリスト、佐藤晴真『The Senses ~ブラームス作品集~』 ~極上のクラシック音楽を聴いてみたシリーズ、ブラームスのチェロソナタ~
今日は、チェリストである佐藤晴真さんの作品『The Senses ~ブラームス作品集~』の感想を書いていこうと思います。 チェロ・ソナタ 第1番 第1楽章 重厚で荘厳な音色から始まります。 艶やかでいて、そして力強さも感じられます。 低音から高音に駆け上が... -
音楽キュレーション
ベートーヴェンの作品、「交響曲第6番 田園」と「ヴァイオリン協奏曲」の特徴と魅力を解説
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンはドイツの作曲家です。 彼の作品は古典派音楽の集大成かつロマン派音楽の先駆とされ、後世の音楽家たちに多大な影響を与えました。 ベートーヴェンの初期の作品は、モーツァルトやハイドンの影響を受けた、非常に明... -
音楽キュレーション
至高の弦楽四重奏ユニット、「カルテットフレスコヴェッセル」の魅力とは? ~ポップスやアニソン、ジブリなどおすすめの名曲~
はいみなさんこんにちは。 とある日、ユーチューブで「なんか弦楽四重奏を聴きたいな~」と思い検索して、色々なカルテットの演奏を聴き流ししていました。 すると、「ルパン三世」が流れてきて、そのあまりのカッコよさに、作業をしている手が止まりまし... -
日本
日本舞踊の演目「藤娘」の歌詞を、現代語に翻訳してみました
藤娘は、長唄です。 元禄時代、現在の滋賀である大津のお土産品に、「大津絵」というものがありました。 その大津絵の中に、藤の花房をかたげた美しい女性の絵が混じっていました。 その大津絵の人物を、舞踊として構成して演じたのが、この藤娘です。 藤... -
豊かに生きる
毒親育ちの典型的なアダルトチルドレンの私が、恋愛依存症を卒業できた理由
はいみなさんこんにちは。 有り余る病的な承認欲求という欲望は卒業できていませんが、 私は恋愛依存症を克服しました。 専門的なカウンセリングに行ったわけではありません。 それでは治癒の経緯の書いていこうと思います。 大学デビュー 限界集落(普通... -
豊かに生きる
恋愛も仕事もプライベートも、貴族と同じ土俵で戦うことを辞めた話 ~承認欲求と劣等感を手放していく~
はいみなさんこんにちは。 私はいつもこんな風に嘆いていました。 「私は資本家の娘と同じ地球に住み、同じ人間なのに、与えられる武器が違うことによって、なぜ私は資本家の娘よりも苦労をしなければならないのか」と。 貧困育ちの私にとって、塾に通える... -
豊かに生きる
キラキラインスタグラマーから一転、質素な庵でミニマリストを始めた話
私は長年、観光ガイドになりたいと思っていましたが、その夢を畳むことにしました。 また、祇園でホステスをやりながら華やかな写真を投稿し続けていた、私のアイデンティティにも似たインスタグラムのアカウントを削除しました。使ってなかったフェイスブ... -
世界
仏教を創設したブッダはアーリア人じゃないしインド人でもないという仮説 ~ネワール族の王子仮説~
ブッダはネワール族の王子仮説 はいみなさんこんにちは。 中沢新一著『芸術人類学』を読んだとき、こんなことが書かれていて、私は驚きました。 「ブッダが生まれたのは、今でいうところのネパールです。 そこに住むシャーキャ族は、インドの支配階級だっ...