【豊かな人生を送るための成功哲学】甘粕正著『客家大富豪の教え』

【客家（はっか）とは】

客家とは、主に中国大陸の山間部に居住している一族。客家の人々は、独特の言語・文化を持っており、団結力が強いことが特徴。

客家の中には大きな業績を上げた人物も多い。例えばシンガポール首相を長年にわたって務めたリー・クアンユーも客家の一人である。

●投資とは、予測を立て、その予測が正しいことを前提にお金を賭けること。「将来何が起こるかわからない」とあちこち分散投資をするというのは、勝負を始める前から負けを認めるようなものである

●投資を始める前にあらゆる角度から研究しつくした対象に集中投資をすることこそが、安全で確実な方法

●客家はお金持ちになっても質素な暮らしを心掛ける人が多い。慈善活動にはずいぶん寄付をする。お金を持っていることをひけらかすような人はいない

●幸運は突然やってくる。そのための備えを怠るな。準備が整っていないときにやってくるチャンスはリスクに変化する

●何事も、一度始めてしまうと、その後にできることは、どんどん限られてくる。だから、何を始めるかを考えるために、最も多くの時間を費やすべき

●細かい約束をきちんと守ること。小さな約束を相手の立場に立って誠実に守るかどうかで、その人の信頼性が決まる

●我々が目指すべきゲームはプラスサムゲーム。投資をする対象・マーケットが成長し、全体のパイが拡大してこそ、大きな

果実を得ることができる

●運は人間が運んでくるのだから、他人とどのように接するかによってその人の運が決まる

●考えることこそが富を生む。世の中を動かすようなアイデアを生み出すことが重要

●客家の金言とは、自分のまわりの人間を幸せにし、それによって自分自身を幸せにする方法の集大成なのである

もっと詳しく知りたい方は、ぜひ本書を手に取って読むことをオススメします。