風神雷神図といえば、建仁寺 ~京都観光シリーズ~

建仁寺は、臨済宗建仁寺派大本山のお寺です。

本尊は釈迦如来です。

開山は栄西です。

京都五山の第3位に列せられています。

詩文芸術に秀でた禅僧を数多く輩出し、五山文学と称される文芸を創り出しました。

国宝である「風神雷神図」は、俵屋宗達の代表作として有名です。

また、海北友松(かいほうゆうしょう)の襖絵などの文化財も、豊富に伝えています。

建仁寺のお庭の一つに、○△□乃庭というものがあります。

○△□という3つの図形は宇宙の根源的な形態を示し、禅宗の四大思想(地水火風)を地(□)水(○)火(△)で、象徴したものと言われます。

私が一番感動したのは、風神雷神図でも龍でもなく、海北友松が描いた襖絵でした。

濃淡のグラデーションがとても美しい龍の絵が描かれてありました。

建仁寺では毎年4月20日に、四頭茶会というお茶会があるそうです。

お茶碗の中に抹茶がそのまま入っているそうなのですが、黒味のお茶碗と、緑の抹茶の対比がとても美しいそうです。

執筆者:山本和華子

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