東山文化を代表する、銀閣寺 ~京都観光シリーズ~

銀閣寺に行ってきました。

銀閣寺の正式名称は、慈照寺(じしょうじ)と言います。

世界遺産に登録されています。

また銀閣寺は、相国寺の塔頭(寺院の子院)です。

東山文化を代表する建築と庭園を有しています。

開基(創立者)は、室町幕府8代将軍の足利義政で、開山は夢窓疎石です。

夢窓疎石は実際には当寺創建より1世紀ほど前の人物なのだそうです。

このような例を勧請開山(かんじょうかいざん)というそうです。

勧請開山とは、寺院を創始した僧侶自身が、師への尊崇の念から、自分ではなく師を開山とするものなのだそうです。

銀閣と称されるのは観音殿(かんのんでん)のことです。

観音殿は二層の楼閣で、下層が和様の住宅、上層は禅宗様仏堂となっています。

庭園池泉回遊式庭園で、国の特別史跡および特別名勝に指定されています。

東山文化とは、室町時代、足利義政から始まった文化です。

政治面では無能な将軍として伝えられることが多い義政ですが、文化人としては非常に優秀な人物でした。

義政自身、絵画や茶道などに取り組み、また多くの文化人を東山山荘に集め支援しました。

また東山文化は、禅宗が大きく影響し、簡素なものに美しさを見出しました。

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