芸術・建築– category –
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芸術・建築
宗教と色彩の関係 ~それぞれの色は何を象徴しているのだろうか?~
はいみなさんこんにちは。 今日は、宗教と色彩の関係の歴史について、書いていきたいと思います。 キリスト教の色彩 白・・・神に属する色。神の代理人である法王は、白い衣服を着ます。キリストの身体を象徴する色であり、聖餐式(せいさんしき)の際のパ... -
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桃山時代の有名な茶碗には何があるのか ~無一物、卯花墻、初時雨、只今~
茶人たちは、15世紀後半になると、地味な名も無い茶碗に心の共鳴を覚え、そこに美が宿っていると考えるようになりました。 そんな中、千利休は、新たな考えを提唱し始めました。それが、「冷える・寂びる・枯れる・凍る」をキーワードとした茶の湯です。 ... -
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色彩の世界史 ~壁画や化粧品、顔料や染織の歴史~
【オーカー】 現存する人類最古の美術作品は、オーカーを使って描かれました。 オーカーが使われた痕跡は、古いもので25万年前までさかのぼります。 オーカーで描かれた太古の絵は、インド、ヨーロッパ、オーストラリアなど、世界中で見つかっています。 ... -
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人類はどのように音楽を作り出してきたのか? ~民族音楽の起源や歴史、アニミズムとシャーマニズムの音楽について~
人類は長い歴史の中で、社会を作り、その社会と適合し、折り合いをつけていく中で、 人間としての思考や心というものが出来てくるようになりました。 その中でだんだんと、 森や自然(災害)を恐れずに共存し続けた人々(森の人)と、 森や自然(災害)を... -
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ティム・インゴルド著 『メイキング』 要約 人類学・考古学・芸術・建築 ~つくることの本質~
第一章 グレゴリー・ベイトソン「二次学習」・・・世界についての事実を暗記することを目的としない。自然から学べるようになることを重視する。世界自体が学習の場となる。 考えることとつくることの関係 現在生じていることと世界との関係を調整する→応... -
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建築デザインと色彩の関係 ~色彩計画からパブリックアートまで~
建築設計は、気候・風土の側面から社会的・文化人類学的な側面まで、幅広く検討されながら作られます。 設計する際には、設計する側が何かしらの意図を持つことが大切であるとされています。 適切な色彩を決定する際には、「記憶に残る光景」を考慮するこ... -
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日本美術の特徴とは? 歴史や西洋美術との対比にも注目
みなさんこんにちは。 今日は、西洋美術と対比しながら、日本美術の特徴を見ていきましょう。 まず、日本美術の特徴を挙げていきたいと思います。 日本美術は、継承の美術 西洋美術には、既存の芸術を壊すことで、常に新しい価値を生み出す歴史があったそ... -
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正倉院にはどんなお宝が眠っている? ~琵琶から仮面まで~ ~日本文化紹介シリーズ~
はいみなさんこんにちは。 今日は、正倉院と、正倉院に眠っているお宝についてご紹介していきたいと思います。 正倉院とは? 正倉院(しょうそういん)とは、奈良県奈良市の東大寺大仏殿の北西に位置する、大規模な高床式倉庫です。 また正倉は、三角の木を... -
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寝殿造、書院造、数寄屋造の違い
はいみなさんこんにちは。今日は、寝殿造、書院造、数寄屋造の違いについてみていきましょう。 寝殿造 寝殿造は、主に平安時代の貴族といった上流階級の人たちの間で流行した、自然との調和を重視した建築スタイルです。 寝殿造の代表的な建物は、平等院鳳... -
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日本美術の歴史を築いた画家たち ~長谷川等伯、狩野派、土佐光起、琳派~ ~日本文化紹介シリーズ~
長谷川等伯 安土桃山時代、石川県の七尾出身です。京都へのぼり、当時隆盛を極めていた狩野永徳のライバルとして、一代で成り上がった絵師です。 代表作に、国宝の松林図があります。この作品では、日本独特の湿潤な空気を表現しています。 狩野派 狩野派...