芸術・建築– category –
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ティム・インゴルド著 『メイキング』 要約 人類学・考古学・芸術・建築 ~つくることの本質~
第一章 グレゴリー・ベイトソン「二次学習」・・・世界についての事実を暗記することを目的としない。自然から学べるようになることを重視する。世界自体が学習の場となる。 考えることとつくることの関係 現在生じていることと世界との関係を調整する→応... -
建築デザインと色彩の関係 ~色彩計画からパブリックアートまで~
建築設計は、気候・風土の側面から社会的・文化人類学的な側面まで、幅広く検討されながら作られます。 設計する際には、設計する側が何かしらの意図を持つことが大切であるとされています。 適切な色彩を決定する際には、「記憶に残る光景」を考慮するこ... -
日本美術の特徴とは? 歴史や西洋美術との対比にも注目
みなさんこんにちは。 今日は、西洋美術と対比しながら、日本美術の特徴を見ていきましょう。 まず、日本美術の特徴を挙げていきたいと思います。 日本美術は、継承の美術 西洋美術には、既存の芸術を壊すことで、常に新しい価値を生み出す歴史があったそ... -
正倉院にはどんなお宝が眠っている? ~琵琶から仮面まで~ ~日本文化紹介シリーズ~
はいみなさんこんにちは。 今日は、正倉院と、正倉院に眠っているお宝についてご紹介していきたいと思います。 正倉院とは? 正倉院(しょうそういん)とは、奈良県奈良市の東大寺大仏殿の北西に位置する、大規模な高床式倉庫です。 また正倉は、三角の木を... -
寝殿造、書院造、数寄屋造の違い
はいみなさんこんにちは。今日は、寝殿造、書院造、数寄屋造の違いについてみていきましょう。 寝殿造 寝殿造は、主に平安時代の貴族といった上流階級の人たちの間で流行した、自然との調和を重視した建築スタイルです。 寝殿造の代表的な建物は、平等院鳳... -
日本美術の歴史を築いた画家たち ~長谷川等伯、狩野派、土佐光起、琳派~ ~日本文化紹介シリーズ~
長谷川等伯 安土桃山時代、石川県の七尾出身です。京都へのぼり、当時隆盛を極めていた狩野永徳のライバルとして、一代で成り上がった絵師です。 代表作に、国宝の松林図があります。この作品では、日本独特の湿潤な空気を表現しています。 狩野派 狩野派... -
岡倉天心によって書かれた『茶の本』 ~侘び寂び、不完全の美学~
『茶の本』は、明治時代に思想家である岡倉天心が、欧米の読者に向けて英語で執筆したものです。 岡倉天心は、茶には日本文化や東洋文明の精神が凝縮されていると考え、茶のあらゆることを書くことを通して、日本文化の根底に流れる世界観がどのようなもの... -
ペルシャ美術の特徴とは?イランの歴史から見てみよう
はいみなさんこんにちは。 今日は、ペルシャの歴史を紐解きながら、ペルシャ美術を見ていきましょう。 ペルシャとは、現在のイランを指します。 イラン高原には、BC6000年頃には麦を中心に農耕が始まっていました。 ペルシャの芸術の特徴は、何と言っても... -
中国の美術史の魅力と特徴の解説
中国最初の王朝は「夏」だと言われています。その夏王朝の後に殷王朝が起こりました。殷は、お祭りごとと政治は一つのものとみなされていました。その殷では、王が祭祀で使う甲骨文字が書かれた亀甲や獣骨、青銅器の祭器を作っていました。これが中国美術...
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