虐待されて育った女の末路 ~要らない子として生まれてきた女の話~

はいみなさんこんにちは。

「虐待されて育った女」とはまぁ私のことなのですが・・・

家族、とくに母と母方の祖母は私のことが可愛くなかったのでしょうね。

長い間軟禁されて育ったし、

高校生のときは家にも学校にも居場所がなかったので、

体育館のトイレで読書して過ごしていました。

それでも私より苦労して育った方々(アフリカの恵まれない子どもたちとかね)もいるでしょうし

私ばかり被害者面するのも良くないことは分かってる。

そうは言っても、国内だけで見たらさ、

塾や公文に通わせてもらえてた貴族はもれなく私よりも恵まれている。

恵まれた人々ばかりの社会の中で、私は生きていかなきゃいけない。

目次

心理療法「PCIT」について

先日、「PCIT」っていう心理療法を知ったのだけれど、そのPCITで「関係欠如的」っていう項目があって、

親との関係が欠如していた場合の子どもの将来が、

・衝動的な振る舞い

・感情のコントロールが難しい

・対人関係の混乱

・自傷行為

って書いてあって、「私じゃん」って思っちゃった。

彼氏いたことない非モテ人生

私はずっと、彼氏がいたことがない。

非モテ人生極めてると思う。

この前もさ、Aくんと信頼し合える大切な関係を丁寧に築いていたのに、

ご両親から「蝶よ花よ」と育てられたお嬢様Bちゃんの無自覚な爆弾投下によって、

私は精神的に参ってしまって2ヶ月もの間瀕死状態になり、ラインのアカウントを削除し、Aくんと連絡が取れなくなってしまった。

Bちゃんは本当にすごいよ。親御さんという後ろ盾、マジで純金の屏風って感じ。

詳しくはコチラ↓

私は根本的に、自分に自信がないから、

毎日毎日、自転車操業みたいに、努力して自己価値を創出し続けたり、

自分の魅力を磨いていかなきゃいけないって思ってて、

でも翌朝になるとその自信もまたゼロに戻ってしまう。

私は家族に愛されてこなかったから、

たとえいつかAくんと奇跡的にどこかで再会できたとしても、

Aくんに愛を与えることができない。

だから、Aくんと再会できたら嬉しいなと思う反面、

Aくんは他の、ご両親に適切に愛されて育った女性と一緒になった方が、

幸せになれるに決まってるって思う。

私より学歴がいい女性なんかたくさんいて、私より魅力的な女性もたくさんいるのだから、

別に私が選ばれなくてもいい。

人さまを幸せにできる自信はどこからくるのか

私の心の根底では24時間365日、「死にたい」とか「生まれてくるべきではなかった」とか思って過ごしてる。

でも自殺するわけにはいかないから、「努力して自己価値を創出して、生きる理由を作っていかなきゃいけない」って、

常に再帰的に、それこそ24時間365日、自殺願望を心の奥底に閉じ込めるようにして前向きな気持ちを上塗りしている毎日だけど、やっぱり疲れる。

世の中さ、自称虐待サバイバーだけど結婚して子ども作ってる人、結構いる。

自称虐待サバイバーだけど、パートナーを幸せにできる自信があるのがすごい。

私は、Aくんを幸せにしてあげられる自信がない。

やっぱりAくんは、他の女性と共に幸せな人生を築いていく方がいい。

自己価値を確認し続ける強迫観念

私という存在は、生まれたときからあの犬神家の一族みたいな家族から疎まれていて、

本当に最初から要らない子だったんだと思う。

家族に出生を祝福されてないってそういう感じ。

自分が生まれてきたことを、家族に祝福されるってどんな感じなんだろうね。

きっと幸せなことなんだろうな。

私は常に、「自分は生きていてもいいんだ」っていうような確認作業をし続けないと、

本当に心が死んでしまう。

その確認作業って、資格を取り続けるとか、目に見える結果や成果を求め続けるとか、

そういう、目に見える形で「自分には生きる価値があるんだ」って証明し続ける強迫行為のようなもの。

私なりの幸せ

私に限った話ではあるけれど、私なりの幸せは、

「人さまと愛情で繋がる関係を築くことで幸せになっていく人生」に期待するのは辞める。

あとは、朝起きたら、「今日もAくんが幸せだったらいいな」って祈ること。

私にとって、好きな人がいるっていうのは、それだけで尊いし、幸せなことなのかもしれない。

執筆者:山本和華子

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