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日本の文化・アート・歴史
古今和歌集の枕詞・序詞・掛詞・縁語・見立ての解説と、漢詩の影響について ~日本文化紹介シリーズ~
はいみなさんこんにちは。 今日は、古今和歌集について解説していきます。 古今和歌集とは、平安初期に、醍醐天皇の勅命によって集められた、勅撰和歌集です。 編集にあたったのは、紀貫之、紀友則、凡河内躬恒、壬生忠岑です。 古典和歌は、共通する美意... -
日本の文化・アート・歴史
日本舞踊の音楽には、どんな種類のものがある? ~義太夫節、豊後節、常磐津節、清元節、長唄、地唄、端唄~ ~日本文化紹介シリーズ~
はいみなさんこんにちは。 今日は、日本舞踊の音楽に特化して、記事を書いていきますね。 【義太夫節】 浄瑠璃を大成させたのは、竹本義太夫という人物です。 義太夫節は、文楽人形浄瑠璃の太夫・三味線・人形の中のリーダー格です。 義太夫の三味線は、ほ... -
日本の文化・アート・歴史
日本舞踊の演目にはどんなものがある? ~江島生島、かっぽれ、京鹿子娘道成寺、鷺娘など~ ~日本文化紹介シリーズ~
はいみなさんこんにちは。 今日は、日本舞踊の演目に特化して記事を書いていこうと思います。 【浅妻船】 浅妻船(あさづまぶね)は、長唄です。長唄とは、江戸で歌舞伎舞踊の伴奏音楽として発展した、三味線音楽を指します。 1820年に初演されました。 朝... -
世界の文化・アート・歴史
色彩の世界史 ~色は歴史の中でどのように使われてきたのか?~
はいみなさんこんにちは。 今日は、色彩の歴史を紐解いてみようと思います。 【オーカー】 現存する人類最古の美術作品は、オーカーを使って描かれました。オーカーが使われた痕跡は、古いもので25万年前までさかのぼります。 オーカーで描かれた太古の絵... -
世界の文化・アート・歴史
李白も尊敬していた、謝霊運という六朝文化を生きた詩人の詩の特徴とは?
はいみなさんこんにちは。 今日は、あの李白も尊敬していたという、謝霊運という詩人についてご紹介したいと思います。 謝霊運は、中国の南朝時代の詩人です。385年から433年に生きました。 南朝の時代は、「六朝文化」といって、老荘思想が盛んな貴族の文... -
日本の文化・アート・歴史
国宝の書道作品にはどんなものがある? ~圜悟克勤、密庵咸傑、虚堂智愚、了庵清欲~ ~日本文化紹介シリーズ~
はいみなさんこんにちは。 今日は、国宝の書道作品について書いていこうと思います。 【圜悟克勤(えんごこくぐん) 印可状(流れ圜悟) 国宝】 印可とは、僧侶が、弟子が悟りを得たことを証明認可することです。 圜悟克勤とは、宋(中国)の禅僧です。... -
Learning Japanese / 英語学習
茶道の点前の手順と飲み方を、英語で伝えてみよう ~日本文化紹介シリーズ~
【亭主の点前(ここでは風炉の平点前を紹介します)】 【The precedure of the host in a tea ceremony.】 茶碗と棗の位置を整えます。 Position the teacups and the thin tea container called Natsume. 帛紗で棗を清めます。 Cleanse the Natsume with ... -
Japanese Culture / Art
Let’s learn about Zen words in Japanese! / 茶道のお茶席でよく掛けられている掛け軸、禅語を英語で説明してみよう ~日本文化紹介シリーズ~
【花紅柳緑】 この禅語の意味は、自然のままの美しさのことです。春の美しい景色を表現しています。中国の宋代の詩人、蘇軾の詩を引用しています。 "hana-wa-kurenai-yanagi-wa-midori"The meaning of this Zen word is the beauty of nature in its natur... -
Learning Japanese / 英語学習
茶道を英語でスピーチするときに使える例文を紹介します。 ~日本文化紹介シリーズ~
茶は12世紀に栄西という僧侶によって中国大陸からもたらされました。 Tea was brought from China by the monk Eisai in the 12th century. brought:bring の過去形 鎌倉時代、茶は貴族や武士などの上流階級で飲まれていました。 During the Kamakura per... -
Japanese Culture / Art
Let’s learn about Japanese sweets in Japanese! / お茶会のお菓子を英語で表現しよう ~茶道英語シリーズ~
9月の特に9日は、重陽の節句と呼ばれます。別名、菊の節句といいます。この日はおめでたい日とされてきました。平安時代には宮中で重陽の宴が行われ、菊の花びらを浮かべたお酒を飲み、長寿を祝いました。この時期には、「着せ綿」という、菊の上に綿を置...