世界の文化・アート・歴史– category –
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仏教を創設したブッダはアーリア人じゃないしインド人でもないという仮説 ~ネワール族の王子仮説~
ブッダはネパール人という仮説 はいみなさんこんにちは。 中沢新一著『芸術人類学』を読んだとき、こんなことが書かれていて、私は驚きました。 「ブッダが生まれたのは、今でいうところのネパールです。 そこに住むシャーキャ族は、インドの支配階級だっ... -
中国の音楽の歴史
はいみなさんこんにちは。 今日は、中国の音楽の歴史について解説していこうと思います。 中国では、古代から唐の時代にかけては歌舞が中心だったのに対し、 宋の時代以降は劇音楽と語り物音楽に重点が移っていきました。 太古・夏・商時代 古代、楽器とと... -
【19世紀フランス】パリ万博、アート、クラシック音楽、ワイン、印象派、都市開発の関係
はいみなさんこんにちは。 今日は、パリ万博を中心として、様々な領域との関係性について書いていこうと思います。 パリでは、19~20世紀までに合計6度の万国博覧会が開催されました。 1851年イギリスでロンドン万博が開催されたのですが、それは大成功を... -
イスラム建築の歴史と特徴 ~ドーム、イーワーン、ミナレット、ミフラーブの解説~
ドーム ドームは、西アジアの乾燥地帯に始まり、古代から引き継がれた技法です。 特に紀元後のペルシャ人たちはドームを好んで使っていました。 長大な部材を得ることの難しい乾燥地帯では、何とかして大きな空間を覆うために土や石を部品として積み重ね、... -
世界の民族衣装 ~地理的状況と生活スタイルから見る服飾の特徴~
日本 南北に長い国土を持つ日本は、地域による気温差が大きいです。 日本の着物は、袖やV字開きの衿など、高温多湿の夏に合わせた形となっています。 中国 広大な国土には多様な地形があり、気候も変化に富んでいます。 清(しん、18世紀)の龍袍(ロンパ... -
宗教と色彩の関係 ~それぞれの色は何を象徴しているのだろうか?~
はいみなさんこんにちは。 今日は、宗教と色彩の関係の歴史について、書いていきたいと思います。 キリスト教の色彩 白・・・神に属する色。神の代理人である法王は、白い衣服を着ます。キリストの身体を象徴する色であり、聖餐式(せいさんしき)の際のパ... -
色彩の世界史 ~壁画や化粧品、染織の歴史~
はいみなさんこんにちは。 今日は、色彩の歴史を紐解いてみようと思います。 オーカー 現存する人類最古の美術作品は、オーカーを使って描かれました。オーカーが使われた痕跡は、古いもので25万年前までさかのぼります。 オーカーで描かれた太古の絵は、... -
李白も尊敬していた、謝霊運という六朝文化を生きた詩人の詩の特徴とは?
はいみなさんこんにちは。 今日は、あの李白も尊敬していたという、謝霊運という詩人についてご紹介したいと思います。 謝霊運は、中国の南朝時代の詩人です。385年から433年に生きました。 南朝の時代は、「六朝文化」といって、老荘思想が盛んな貴族の文... -
ショパンの作品を英語で解説してみよう
ショパンは、ロマン派代表のポーランド出身の作曲家です。 Chopin was a Polish composer who represented the Romantic period. Polish:ポーランドの ショパンの作品の特徴は、繊細な旋律や美しい響き、そして情熱的でロマンチックなところだと言えます... -
ベートーヴェンの音楽の魅力と特徴について、英語で説明してみよう
ベートーヴェンは、ウィーン古典派の一人です。 Beethoven was one of the Viennese classicists. Viennese:ウィーンの 彼の音楽の特徴は、強弱記号や表情記号がとても細かく指摘されていることです。 One of the characteristics of his music is that t...