世界の文化・アート・歴史– category –
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チベット仏教より古いチベットの古代宗教、ボン教とは?
ことの発端はお釈迦様について調べていたときのこと。 私はてっきり、仏教はインド発祥で、お釈迦様もインド人だったと思い込んでいました。 しかし、調べていくうちにそうでは無いことがだんだんわかってきました。 最近ではお釈迦様はネパール人だったこ... -
フルート奏者、上野星矢『フルート・ソナタ』 ~極上のクラシック音楽を聴いてみたシリーズ~
はいみなさんこんにちは。 今日は、フルート奏者である上野星矢さんの演奏による『フルート・ソナタ』をご紹介していきたいと思います。 フルート・ソナタは、ロシア人作曲家のプロコフィエフが作曲しました。 プロコフィエフは、20世紀の大作曲家の一人で... -
オーボエ奏者、池田昭子『アダージョ』 ~極上のクラシック音楽を聴いてみたシリーズ~
はいみなさんこんにちは。 今日はオーボエ奏者である池田昭子さんの『アダージョ』をご紹介していきたいと思います。 いやはや、本当に豊かで贅沢な時間でした。 ホントにもう、ありあまるオーボエ愛。 カッチーニのアヴェ・マリア ジュリオ・カッチーニは... -
ヴァイオリニスト、庄司紗矢香『ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ 第2番、第9番』 ~極上のクラシック音楽を聴いてみたシリーズ~
私、筆者が庄司紗矢香さんを知ったのは、学生のときでした。 庄司さんがバッハのシャコンヌを弾いていらっしゃる動画を拝見し、 あまりの迫力に、茫然となるほどでした。 今回ご紹介しますのは、シャコンヌの雰囲気とはまた異なる、 ベートーヴェンのヴァ... -
オーボエ奏者、金子亜未『Voyage』 ~極上のクラシック音楽を聴いてみたシリーズ~
私、筆者がオーボエの魅惑を知ったのは、学生のときでした。 オーケストラバージョンの、ラヴェル作曲の「クープランの墓」を聴いて、 大変に、それはもう大変に感銘を受けまして、 こんなに美しい音色があるのかと驚き、また世界を好きになるのでした。 ... -
ピアニスト、實川風『プレイズ・ショパン』 ~極上のクラシック音楽を聴いてみたシリーズ~
實川さんといえば、まさに貴公子ショパンのイメージ。 私が實川さんの演奏を初めて聴いたのは、大学生のとき。 ラヴェル作曲の「クープランの墓」を聴いて、「なんてイケメンなんだろう」と思い、 もうもうもう、それだけで虜でした(笑) 今日は、ピアニス... -
チェリスト、佐藤晴真『The Senses ~ブラームス作品集~』 ~極上のクラシック音楽を聴いてみたシリーズ、ブラームスのチェロソナタ~
今日は、チェリストである佐藤晴真さんの作品『The Senses ~ブラームス作品集~』の感想を書いていこうと思います。 チェロ・ソナタ 第1番 第1楽章 重厚で荘厳な音色から始まります。 艶やかでいて、そして力強さも感じられます。 低音から高音に駆け上が... -
ベートーヴェンの作品、「交響曲第6番 田園」と「ヴァイオリン協奏曲」の特徴と魅力を解説
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンはドイツの作曲家です。 彼の作品は古典派音楽の集大成かつロマン派音楽の先駆とされ、後世の音楽家たちに多大な影響を与えました。 ベートーヴェンの初期の作品は、モーツァルトやハイドンの影響を受けた、非常に明... -
仏教を創設したブッダはアーリア人じゃないしインド人でもないという仮説 ~ネワール族の王子仮説~
ブッダはネパール人という仮説 はいみなさんこんにちは。 中沢新一著『芸術人類学』を読んだとき、こんなことが書かれていて、私は驚きました。 「ブッダが生まれたのは、今でいうところのネパールです。 そこに住むシャーキャ族は、インドの支配階級だっ... -
東南アジアの建築の特徴 ~仏像・石窟・精舎・伽藍~
【仏像と石窟】 BC6~BC5世紀頃、釈迦族のコーサラ国でガウタマ・シッダールタが生まれました。 ブッダは、言葉の意味は文化や人によって変わるので、相手によって内容は変わる(対機説法)と考えました。 また、真理は言葉で伝えられないものであるから自...