【腸を整えて、健康で幸せに生きる方法】江田証著『新しい腸の教科書』の要約

●うつ病の患者には便秘や下痢が多いというデータもあり、心の健康と腸内環境は密接なつながりがあると考えられている

●幸せホルモン「セロトニン」には、腸管のぜん動運動を活発にしたり、自律神経のバランスを整えて、心を前向きにしたりする作用がある

●セロトニンは小腸内の粘膜に90%、血液中の血小板に8%、脳内の神経に2%ある。

●なかなか痩せにくい場合、腸内細菌の「太らせ菌」が、ダイエットの邪魔をしているのかもしれない。太らせ菌と呼ばれる「ファーミキューテス」という細菌グループの割合が多いほど、肥満になりやすいといわれている

●きれいな肌を作るには、腸の機能を正常に保つことが欠かせない。女性ホルモン「エストロゲン」の減少も肌に影響する。エストロゲンはコラーゲンをつくり、肌に潤いを与えるが、これが不足した場合、通常は腸内細菌が大豆イソフラボンから「エクオール」という物質をつくり、エストロゲンの代わりの機能を果たす

●空腹時にはお腹が鳴る。このとき、腸管が大きく収縮し、散らかった腸内をおそうじしている。殺菌性のある消化液が悪玉菌を処理し、環境を整えている

●健康な腸の条件は、腸内細菌のバリエーションが多いこと。発酵食品、水溶性食物繊維、オリゴ糖、EPA・DHAが腸の強い味方

もっと詳しく知りたい方は、ぜひ本書を手に取って読むことをオススメします。

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