【東洋の古典・成功哲学】小椋浩一著『人を導く最強の教え 易経』の要約

「易経」の教えをしっかり理解し、正しい手順で実践すれば、幸運と不運の扱い方を変え、納得のいく答えを出せるようになります。

人生は、決断の連続です。決断を間違えたくないから、あらかじめ未来を見通したい。その思いこそ、「易経」の原点なのです。

自分の生き方に対して、自分自身が納得できることが幸せの本質。

「易経」の問いに対して自問自答する習慣を身に着ければ、これから起こることに対してあらかじめ準備ができます。

火水未済(かすいびせい)・・・未完成で終わる時。「六四卦」の最後にこれが位置づけられている。これから成長する可能性を持っているというマインド

水沢節(すいたくせつ)・・・「太い立派な竹は、節があるからこそ折れずに成長する」大きく伸びるためには、節度をもって振り返る必要がある

水雷屯(すいらいちゅん)・・・雪の下で春を待つ芽が顔を出そうと伸び悩む時。「四大難卦」の一つ。新しい価値の創造のために、ポジティブに小さく動き続ける

火山旅(かざんりょ)・・・旅は孤独だが大切な知見が得られるの意味

山水蒙(さんすいもう)・・・未熟さを意識する時。学びにより自他の可能性を拓こう、の意味。成長とは、自分の未熟さを知ることから始まる

沢山咸(たくさんかん)・・・「感じる力」を解いた卦。でも、快楽におぼれやすいので注意

風山漸(ふうざんぜん)・・・順序正しく進む時。基礎から着実に積み上げていけば有終の美が得られる、の意味

もっと詳しく知りたい方は、ぜひ本書を手に取って読むことをオススメします。

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