食とエネルギー資源から見る世界地理

目次

スイスの移牧

スイスの山岳地帯では、「移牧」と呼ばれる酪農が行われています。

夏には高地にある草地で乳牛を飼育するとともに、牧草を狩りためておき、

初夏や秋には標高の低い牧草地を食べさせ、

冬には麓の牛舎で干し草を与えながら飼育をします。

世界のトウモロコシの生産量

世界のトウモロコシの生産量は、約11億トンと、三大穀物の中で最も多く生産されており、

輸出入も世界最大の穀物です。

トウモロコシなくして、現在の世界の食生活は成り立たないと言われています。

アメリカが世界最大のトウモロコシの輸出国です。

世界の貿易量の半分以上が、アメリカのトウモロコシとなっています。

トウモロコシは食用や飼料用以外にも、バイオエタノールという燃料の主要な原料ともなっています。

世界の大豆・イモ・コーヒーの生産量

「三大穀物」と呼ばれる「米・小麦・トウモロコシ」に並んで、世界の食を支えているのが大豆です。

世界では大豆は、飼料用や油用、バイオエタノールの原料としての利用が多く、食用はごく一部となっています。

主要生産国はブラジル、アメリカ、アルゼンチンです。

イモ類の一つであるキャッサバは、熱帯から亜熱帯の地域で広く栽培されています。

キャッサバの根から採取されるデンプンをタピオカといいます。

キャッサバの栽培は、ナイジェリアやタイ、インドネシアなど熱帯の発展途上国に集中しています。

コーヒーは、生育期にある程度の降水量が必要で、結実期には乾季になる時期が望ましいという特徴から、

サバナ気候との相性が良いことで知られています。

石油などの資源

原油そのものは複雑な混合物で、そのままでは利用できません。

よって原油を加熱し、その沸点の違いを利用して、「石油ガス」「ナフサ(プラスチックや化学繊維などの材料)」

「ガソリン」「灯油」「軽油」「重油」「アスファルト」などに分けます。

石油は販売するまでに多額の費用が

そのため、「石油メジャー(国際石油資本)」と呼ばれる巨大な多国籍企業が大きな影響力を持ってきました。

世界の石油生産量の1位がアメリカ、2位がロシア、3位がサウジアラビアです。

執筆者:山本和華子

参考文献 山崎圭一著『一度読んだら絶対に忘れない地理の教科書』SBクリエイティブ

【本を出版しました】

世界は、こんなにも豊かで、面白い。
本書『はじめて学ぶ世界地図』は、世界各国の魅力を一冊に凝縮した、オールカラーの入門書です。

歴史、政治、主要産業といった基礎知識から、世界遺産、伝統料理、工芸品まで、多角的な視点で丁寧に解説しています。

さらに、豊富な写真やイラストをふんだんに掲載。
文字だけでは掴みきれない文化の空気感や、人々の暮らしの彩りを、視覚的にも楽しめる構成になっています。

「世界のことを知りたいけれど、何から始めればいいかわからない」
「旅行気分で、気軽に異文化に触れてみたい」
そんな方にこそ手に取っていただきたい一冊です。

ページをめくるたびに、新しい国との出会いがある。
この本が、あなたと世界をつなぐ最初の一歩になりますように。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次