法然院に行ってきました。
法然院は、哲学の道の途中にある、浄土宗のお寺です。
鎌倉時代に、法然が弟子たちと共に六時礼讃行を修した草案に由来するそうです。
ここには、紅葉の時期に行きました。
歴史学者の内藤湖南(ないとうこなん)や、マルクスを研究していた経済学者の河上肇、『刺青』等を書いた谷崎潤一郎や、『いきの構造』を書いた九鬼周造などのお墓が数多くあります。
河上肇のお墓のデザインが素敵だったことを覚えています。
さて、法然院で有名なのは、本堂で毎朝行われる散華(さんげ)。
板間に二十五菩薩を象徴した二十五の生花が置かれるのだそうです。
阿弥陀仏に花を捧げる散華の精神は、訪れる人に自己の心をみつめ直す空間を提供することに努める、法然院の姿勢の象徴なのだそうです。
その板間で、アーティストの栗田宏一さんとの、≪土の散華≫という美術作品、インスタレーションが行われたのは1997年の夏だったそうです。
等間隔に並んだ土の円錐の山が、マンダラのような構成を演出していたそうです。
見てみたかったです!!
その栗田宏一さんですが、日本の各地を旅して、土を採取し、事前の土がもっている色の美しさに気付かせる表現を続けているそうです。
土のアート。興味深いです。

執筆者:山本和華子
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