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日本の書道史 ~聖徳太子、空海、秋萩帖、高野切、千利休~
<飛鳥~平安初期> 【聖徳太子「法華義疏(ほっけぎしょ)」】 この作品は、現存する日本最古の肉筆です。 607年に始まった遣隋使・遣唐使の覇権などを通して、中国の最新モードの文字が紹介されました。 【紫紙金字金光明最勝王経(ししきんじこんこうみ... -
中国の書道史 ~甲骨文、篆書、隷書、礼器碑、曹全碑、褚遂良、王羲之~
第1章 殷~漢時代 殷~周時代(BC13世紀~BC3世紀)には、青銅器に文字が刻まれていました。 これを金文(きんぶん)といいます。 秦・漢代には、石に刻まれた文字とともに、木簡・竹簡(ちっかん)など、肉筆の資料も多数残されています。 甲骨文は、現存す... -
日本刀の歴史 ~正宗、長船など~ ~日本文化紹介シリーズ~
はいみなさんこんにちは。 今日は、刀剣の歴史についてお伝えしていきたいと思います。 【縄文・弥生・古墳・飛鳥】 古代、大陸からの伝搬を受け、日本列島において青銅の鉾と剣が現れます。 それは武器としてではなく、祭司用儀器として扱われました。 古... -
世阿弥著『風姿花伝』入門 ~歴史から哲学、魅力まで~ ~日本文化紹介シリーズ~
みなさんこんにちは。 今日は、世阿弥の記した『風姿花伝』にはどんなことが書かれているのか、その要約を書いていこうと思います。 世阿弥は、室町時代に、猿楽役者である観阿弥の子として生まれました。 観阿弥の没後、観阿弥の一座を継いだ世阿弥は、猿... -
日本美術の特徴とは? 歴史や西洋美術との対比にも注目
みなさんこんにちは。 今日は、西洋美術と対比しながら、日本美術の特徴を見ていきましょう。 まず、日本美術の特徴を挙げていきたいと思います。 【日本美術は、継承の美術】 西洋美術には、既存の芸術を壊すことで、常に新しい価値を生み出す歴史があっ... -
能・狂言入門 ~特徴・歴史から翁まで~ ~日本文化紹介シリーズ~
はいみなさんこんにちは。 今日は、能や狂言についてご紹介していきたいと思います。 能楽とは、能と狂言のことを指します。 能も狂言も、元々は散楽と言う、中国の唐から伝わったものに起因しています。 この散楽を伝統的に発展させたものが「猿楽」です... -
茶道の歴史の基本を知ろう ~日本文化紹介シリーズ~
はいみなさんこんにちは。今日は、ちょっと詳しい茶道の歴史について書いていきたいと思います。 茶の木は、インドのアッサム地方や中国雲南(うんなん)省、四川(しせん)省あたりが原産地だったとされています。 茶を飲む習慣は唐の時代に大流行しまし... -
ペルシャ美術の特徴とは?ペルシャの歴史から見てみよう
はいみなさんこんにちは。 今日は、ペルシャの歴史を紐解きながら、ペルシャ美術を見ていきましょう。 ペルシャとは、現在のイランを指します。 イラン高原には、BC6000年頃には麦を中心に農耕が始まっていました。 ペルシャの芸術の特徴は、何と言っても... -
中国の美術史の魅力と特徴を見てみよう
中国最初の王朝は「夏」だと言われています。その夏王朝の後に殷王朝が起こりました。殷は、お祭りごとと政治は一つのものとみなされていました。その殷では、王が祭祀で使う甲骨文字が書かれた亀甲や獣骨、青銅器の祭器を作っていました。これが中国美術... -
茶道の歴史が知りたい!「書院の茶」と「草庵の茶」の違いって? ~日本文化紹介シリーズ~
今日は、茶道の歴史についてご紹介していきたいと思います。 まず、日本に初めて中国大陸からお茶が持ち込まれたのは、遣唐使の時代(7~9世紀)だったと言われています。 このときのお茶は今で言う烏龍茶のようなもので、この色が私たちの言う「茶色」...
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