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書評・本の要約
【日本の美しさとは ~和歌、美術、歌舞伎、書~】高階 秀爾著『日本人にとって美しさとは何か』
『古今和歌集』の序文によって、紀貫之は日本人の美意識を告げました。 「やまとうたは、ひとのこころをたねとして、よろづのことのはとぞなれりける」 日本の和歌は、人の心を種として生まれて、それがさまざまな言葉になっている。 『古今和歌集』は、最... -
世界の文化・アート・歴史
ティム・インゴルド著 『メイキング』 要約 人類学・考古学・芸術・建築 ~つくることの本質~
【第一章】 グレゴリー・ベイトソン「二次学習」・・・世界についての事実を暗記することを目的としない。自然から学べるようになることを重視する。世界自体が学習の場となる。 考えることとつくることの関係 現在生じていることと世界との関係を調整する... -
世界の文化・アート・歴史
文化人類学入門 ~呪術的儀礼から狩猟採集民まで~
環世界という概念によって明らかになるのは、誰も「自然そのもの」や「世界そのもの」を知覚してなどいないということ。 私たちは、みずからの身体と技術を通して何らかの関係性をつくり出せる世界を生きることしかできない。 呪術には、科学技術とは異な... -
書評・本の要約
【幸せの心理学】『幸福になりたいなら幸福になろうとしてはいけない』 ラス・ハリス著 要約
原始人の心を占める最優先事項は、危険を避けることでした。 原始人の心は、「殺されない」ために発達してきました。 「幸せのため」には発達してきませんでした。 幸福とは、豊かな、満ち足りた、意味のある人生をいいます。 生きるに値する人生を創造す... -
日本の文化・アート・歴史
岡倉天心によって書かれた『茶の本』とは? ~侘び寂び、不完全の美学~
『茶の本』は、明治時代に思想家である岡倉天心が、欧米の読者に向けて英語で執筆したものです。 天心は、茶には日本文化や東洋文明の精神が凝縮されていると考え、茶のあらゆることを書くことを通して、日本文化の根底に流れる世界観がどのようなものであ... -
ブログ
『アデル・ブルーは熱い色』あらすじ、感想と解釈、レビュー
『アデル・ブルーは熱い色』を観ました。 2013年、フランスの映画です。 監督はアブデラティフ・ケシシュ、主演はアデル・エグザルホプロスです。 助演のエマ役は、レア・セドゥが演じました。 【あらすじ】女子高生のアデルは、ある日交差点で見かけた青... -
世界の文化・アート・歴史
ビジネスで使える!「孫子の兵法」の特徴と名言を見てみよう
『孫子』とは、古代中国の春秋戦国時代に書かれたとされ、歴史上最古と考えられる兵法書です。『孫子』は、「なぜ勝つか」「なぜ負けるか」を詳細に分析していることが特徴として挙げられます。 『孫子』の思想の根本にあるのは、「状況を正しく把握せよ」...
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