学校で習う暗記の世界史ではなくて、概観を流れで読み込んでいく世界史の面白さについて

はいみなさんこんにちは。

私は大学では信頼できるゼミの先生に出会い、

大いに学問の大海を泳いで大学時代を謳歌したものですが、

高校までの教育機関は大嫌いです(笑)

今でも嫌い。

その理由はコチラ↓の記事に書いてあります。

さてさてさて。

貧困家庭に育ち、親にも愛されず、

周りの塾通い貴族を尻目に、私は家にも学校にも居場所もなく

高校の体育館のトイレで読書ばかりしていた高校生活を送ってきました。

そのときの悔しい気持ちが今でもあって、

それで読書生活を続けているわけであります。

さて。

私はアートやクラシック音楽が好きでした。

好き、というか、いつか絶対に貧困から抜け出して、

一流の富裕層と有意義な情報交換するぞ、という気持ちで、

高校時代はハイカルチャーを独学していました。

その後は、主に世界の芸術史や文化史など、辺縁の歴史を学んでいくようになりました。

学校では、ひたすら「なんちゃらの戦い」みたいな、覇権の歴史を暗記させられたイヤな記憶があって、

覇権の歴史はなかなか手を出せずにおりました。

そういうわけで、ネパールのネワール民族や、南米のアステカ帝国、インドのドラヴィダ族などの歴史に没頭していくわけですが、

芋づる式に、世界遺産や伝統芸能、伝統衣装、世界の建築デザインも学んでいくようになります。

そうしていくことで、私は数冊の、文化史にまつわる本を出版するに至りました。

ここで、自分の中で、文化史、世界の人々の生活文化に対する納得感がありました。

次に視野を広げた分野は、世界の経済史、政治史、国際関係論、金融史、地政学、世界情勢でした。

とうとう覇権の歴史に着手することにしたんですね~。

おそるおそる、勝利してきた官軍の、勝者の、強者の、王道の世界史を学び始めるのです。

そ・れ・が、、、あまりにも面白いのです。

今まで学んできたアートやクラシック音楽、建築デザインなどが、

覇権の歴史にするすると繋がっていくのです。

例えば、

レオナルド・ダ・ヴィンチ / 15世紀 / メディチ家 / ルネサンス / レヴァント貿易 / イタリアのフィレンツェ

フェルメール / 17世紀 / 東インド会社 / バロック / 造船技術、アジアとの交易 / オランダのデルフト

と、すべて関連づけて考えることができるんですね。

辺縁の歴史からメインストリートの歴史へと学びを収斂してきた私ですが、

これからさらにたくさんの学びがあるのかと思うと、非常にワクワクします。

執筆者:山本和華子

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