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ジンとはどんなお酒?おすすめの銘柄と種類を解説

 スピリッツとは、蒸留酒(アルコールを加熱して蒸留し、アルコール度数を高めたお酒)全般を指します。

 ジンとは、大麦やライ麦、ジャガイモなどを原料とした蒸留酒です。

 蒸留をするときに、薬草成分「ボタニカル」を加えてつくられるのが特徴です。

 最近では個性的なボタニカルを使用した「クラフトジン」も人気を集めています。

 ジンの歴史は1660年までさかのぼります。オランダのライデン大学のフランシス・シルヴィウスが発明した解熱・利尿用のお酒「イェネーバ」が始まり。元々医療用として使われていましたが、味わいや香りがよいと話題になり、日常的に楽しまれるようになりました。

 それがイギリスに渡ると、「ジン」と呼ばれるようになりました。当時のジンは雑味がありましたが、蒸留技術が発達することで、「ロンドン・ドライ・ジン」が誕生しました。

目次

ボンベイ・サファイア

爽やかな青のフォルムが特徴的で、世界で最も有名なドライジンです。

10種類ものボタニカルを使用した香り高い風味が特徴です。

ビーフィーター

ロンドンが発祥のドライジンです。ラベルにはロンドン塔を守る近衛兵が描かれています。

ビーフィーターのルーツは200年前にさかのぼります。薬剤師をしいていたカナダ人のジェームズ・バローが、1820年にロンドンのとある蒸留所を買収し、ジンの製造を開始したことからは始まる。

この時代、粗悪なジンから高品質なジンへ向かっていく黎明期でした。

タンカレー

4回蒸留することで雑味のないクリアな味わいとなっています。

当時、ジンといえば「素行が悪い者が飲む酒」という位置付けでしたが、タンカレーはその流れに逆らうように高品質なジンを生み出しました。

タンカレーNo.10は、タンカレー社の伝統的な製法を再現するために、10番目に製造された小型単式蒸留器「タイニーテン」により製造されていることに由来しています。

季の美

ライススピリッツをベースにしたジャパニーズ・プレミアム・・クラフトジン。

京都蒸留所でつくられています。

ボタニカルにはヒノキ、玉露、ゆず、山椒、生姜、笹の葉、赤しそなど、和テイストを感じるものがたくさん使われています。

ヘンドリックス

スコットランドで製造されている元祖・クラフトジンです。

キュウリとバラの花びらを使った唯一無二のジンです。

華やかでフローラルな香りが特徴です。

執筆者:山本和華子

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