日本建築の特徴とは? ~木造軸組構法、斗栱、深い軒、瓦葺、檜皮葺、茅葺、土壁、漆喰壁、障子、畳、床の間、らんま(欄間)~

目次

木造軸組構法(もくぞうじくぐみこうほう)

柱(縦材)や梁(横材)、筋交いを組み合わせて骨組み(軸組)を作り、

建物を「線」で支える工法です。

斗栱(ときょう)

木造の寺院建築などで、深い軒を支えるしくみです。

斗(ます)と肘木(ひじき)を組み合わせたもので、

装飾的な要素も兼ね備えています。

檜皮葺(ひわだぶき)

檜皮葺(ひわだぶき)は、ヒノキの樹皮を用いて屋根を葺く、日本独自の伝統的な屋根工法です。

屋根の色は濃い茶褐色で、上品で華麗な印象を与えます。

瓦葺(かわらぶき)

瓦葺は、粘土を焼いた瓦で屋根を覆う仕上げです。

日本では平安時代に導入され、江戸字だ相に広く普及しました。

瓦葺は、雨や台風の多い日本の気候に適しています。

茅葺(かやぶき)

ススキや葦、藁などの草本を束ねて屋根を葺く、日本の伝統的な屋根工法のこと。

茅葺は日本の古代から存在し、縄文時代や弥生時代の建物の屋根にも、

用いられていたとされています。

土壁

土壁は、日本の伝統的な建築技術の一つで、調湿性や断熱性に優れ、

日本の気候に適した機能を持っています。

漆喰壁(しっくいかべ)

漆喰壁は、消石灰を主成分とする自然素材の塗壁で、

伝統建築から現代住宅まで幅広く使われている壁材です。

障子

和布建築の屏障具(へいしょうぐ)の総称で、格子の両側に、

布または紙を貼ったものをいいます。

深い軒

軒とは、外壁や窓よりも外側に突き出ている屋根部分を指します。

深い軒は、雨や夏の日差しを遮る役目があります。

畳

畳は、日本で利用されている伝統的な床材です。

表面の畳表(たたみおもて)と、芯材となる畳床(たたみどこ)で構成され、

一般的にはこれらを畳縁(たたみべり)と共に縫い付けたものです。

床の間

和室の一角に設けられた一団高い飾りの空間で、

掛軸や花などを飾る日本特有のスペースです。

室町時代の書院造に起源を持ち、上座を示す象徴的な場所として発達しました。

らんま(欄間)

欄間とは、日本の建築様式に見られる建具の一種です。

採光、通風、装飾といった目的のために、

天井と鴨井との間に設けられる開口部材をいいます。

執筆者:山本和華子

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