山本和華子(Wakako Yamamoto)– Author –
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京都のごはんやさん ~ふぐ料理、貴船 川床、海鮮料理、祇園割烹、スッポン料理~
ふぐ料理 おおみ ふぐ料理、おおみ。 このお店はふぐ料理で有名だそうですが、 ふぐ以外の季節はお寿司屋さんなのだそうです。 ふぐのお刺身はぷりぷりしていて美味しかったです。 店内には、ふぐのインテリアや作品がいたるところにあり、 水族館みたい... -
お酒を楽しむ、京都のバーへの旅 ~アヤニシキ、坊主バー、サイレントサード、油長、艸堂 the Sodoh Bar、雪月花、ワイングロッサリー~
アヤニシキ 祇園にあるバー、アヤニシキ。 ここのバーのママが、とても素敵な人なんです。 ママは元舞妓さんということもあり、花街の話を聞くこともできます。 また、そのママはとても博識なので、 岩井俊二、サブカル、夏目漱石、ゴスロリ、松井冬子、ラ... -
京都 神事・伝統芸能の旅 ~薪能、名月管弦祭、壬生六斎念仏踊り、流鏑馬神事、嵯峨大念仏狂言、舞楽奉納~
平安神宮 京都薪能 この京都薪能は、奈良の薪御能(その始めは興福寺の修二会で行われていた薪猿楽)にならって企画され、 今では京都の初夏の風物詩となっています。 観世・金剛・大蔵の各流派による能や狂言が楽しめるという豪華なもので、例年京都はも... -
京都 祇園・舞妓さんをめぐる旅 ~八朔、京おどり、都をどり、北野をどり、花魁道中~
八朔 8月1日には、京都の祇園で、舞妓さんたちがお世話になっている人たちにあいさつ回りをする行事があります。 それが、八朔(はっさく)。 8月「朔日」を表す「八朔」は、旧暦では、稲穂が実り始めるころとされています。 田んぼが実る「田の実」にかけ... -
京都 森見登美彦みたいな学生生活 ~スマート珈琲店、さらさ西陣、恵文社、大学の学園祭~
学生にオススメの京都旅をご紹介します(*'ω'*) スマート珈琲店 スマート珈琲店は、森見登美彦の小説に出てくる喫茶店で、 小説の登場人物が、たまごサンドをとても美味しそうに食べているシーンがあります。 たまごサンドは、柔らかくてほんのり甘く、本当... -
日本の有名な茶室を知ろう ~用の美、国宝、浮世~ ~日本文化紹介シリーズ~
待庵 待庵(たいあん)は、京都府にある東福寺の末寺、妙喜庵(みょうきあん)にある茶室で、国宝に指定されています。 千利休の遺構と伝えられています。 利休は、「渡り六分(ろくぶ)に景気四分(よんぶ)」という言葉を残しました。渡りとは用、景気と... -
ティム・インゴルド著 『メイキング』 要約 人類学・考古学・芸術・建築 ~つくることの本質~
第一章 グレゴリー・ベイトソン「二次学習」・・・世界についての事実を暗記することを目的としない。自然から学べるようになることを重視する。世界自体が学習の場となる。 考えることとつくることの関係 現在生じていることと世界との関係を調整する→応... -
文化人類学入門 ~呪術的儀礼から狩猟採集民まで~
環世界という概念によって明らかになるのは、誰も「自然そのもの」や「世界そのもの」を知覚してなどいないということ。 私たちは、みずからの身体と技術を通して何らかの関係性をつくり出せる世界を生きることしかできない。 呪術には、科学技術とは異な... -
建築デザインと色彩の関係 ~色彩計画からパブリックアートまで~
建築設計は、気候・風土の側面から社会的・文化人類学的な側面まで、幅広く検討されながら作られます。 設計する際には、設計する側が何かしらの意図を持つことが大切であるとされています。 適切な色彩を決定する際には、「記憶に残る光景」を考慮するこ... -
日本の書道史 ~聖徳太子、空海、秋萩帖、高野切、千利休~
聖徳太子「法華義疏(ほっけぎしょ)」 この作品は、現存する日本最古の肉筆です。 607年に始まった遣隋使・遣唐使の覇権などを通して、中国の最新モードの文字が紹介されました。 紫紙金字金光明最勝王経(ししきんじこんこうみょうさいしょうおうきょう...