さて、私は養源院というお寺で、鳥居元忠という武士の存在を知りました。
それで、鳥居元忠のお墓がある、百万遍知恩寺に行ってきました。
その前に、献花をお花屋さんで購入しました。
花屋さんのスタッフさんにオススメを聞いたところ、「長持ちさせたいならば、キク科のものがオススメですし、華やかなものがいいならば、洋花がオススメです」と言われました。
元忠に、長持ちの花は、なんだか違うなあと思いました。私は、パッと華やいで散っていく、色とりどりの洋花を選びました。
お会計の時、店員さんに「今日がお彼岸の最後の日ですね」と言われました。
当時私は、白虎隊のお墓がある会津へ、巡礼の旅に出て、ちょうど京都へ帰ってきたところでした。
私はお彼岸の事を全く知らずに巡礼をしていました。
そうだったんだ。だから彼岸花が福島でたくさん咲いていたんだと、そのときに気付きました。
その後、お坊さんからお線香を購入し、ライターもお借りし、お墓まで案内していただきました。お坊さんに感謝です。
この日、私は心静かに、じっくりとお花を添えて、お線香を焚いて、手を合わせることが出来ました。
執筆者:山本和華子
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