山本和華子(Wakako Yamamoto)– Author –
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【クラシック音楽をより豊かに聴いてみたい】岡田暁生著『音楽の聴き方』の要約
はいみなさんこんにちは。 今日は、岡田暁生著『音楽の聴き方』を要約していきたいと思います。 大多数の人にとって音楽を聴く最大の喜びは、他の人々と体験を共有し、心を通わせ合うことにありましょう。 音楽の文化的背景を意識化し、整理してみることが... -
【芸術・アートを鑑賞する】椹木野衣著『感性は感動しない』の要約
はいみなさんこんにちは。 今日は、椹木野衣著『感性は感動しない』を要約していきたいと思います。 ●芸術作品は自分で見るしかない。それは誰にも肩代わりできない、自分だけの体験である。 ●絵を鑑賞するのに大切なのは、なにかを学ぼうとしないこと。絵... -
モーツァルトの作品、「交響曲第25番 ト短調」と「交響曲第41番<ジュピター>」の魅力と特徴の解説 ~クラシック音楽鑑賞入門シリーズ~
モーツァルトは1756年に、オーストリアのザルツブルクに生まれました。 モーツァルトは、ハイドンや ベートーヴェン と並んでウィーン古典派の人物とされています。 当時のザルツブルクは豊かな音楽都市でした。音楽の中でも特に宮廷音楽が発展しており、... -
【19世紀フランス】パリ万博、アート、クラシック音楽、ワイン、印象派、都市開発の関係
はいみなさんこんにちは。 今日は、パリ万博を中心として、様々な領域との関係性について書いていこうと思います。 パリでは、19~20世紀までに合計6度の万国博覧会が開催されました。 1851年イギリスでロンドン万博が開催されたのですが、それは大成功を... -
十分に教育を受けられなくて悔しい思いをしてきた、かつての私へ
はいみなさんこんにちは。 私は、貧困家庭に育ちました。 父はおらず、母は嫡男である兄を溺愛。 家父長制の強い北陸地域に私の実家があるんだけど、 下の子で、しかも跡取りじゃない女として生まれた私は、ずっとほったらかしだった。 もはや、居ない子に... -
【哲学入門書、コナトゥスとは?】國分功一郎著『はじめてのスピノザ』要約
はいみなさんこんにちは。今日は、國分功一郎著『はじめてのスピノザ』を要約していきたいと思います。 スピノザは、17世紀のオランダに生きた哲学者です。 スピノザが生きていたヨーロッパの17世紀というのは、歴史上の大きな転換点でした。 デカルトが近... -
【経営・ビジネスを成長させるヒント】松下幸之助著『道をひらく』要約
はいみなさんこんにちは。 今日は、松下幸之助著『道をひらく』を要約していきたいと思います。 松下幸之助さんの経歴 明治27年、和歌山県に生まれる 9歳で単身大阪に出て、火鉢店、自転車店に奉公 大正7年、23歳で松下電気器具製作所(現・パナソニックグ... -
中村天風著『ほんとうの心の力』要約
はいみなさんこんにちは。 今日は、中村天風著『ほんとうの心の力』を要約していきたいと思います。 【中村天風の経歴】 明治9年、東京に生まれる 日露戦争のとき、満州で活躍 帰国後、肺結核を発病したことから人生を深く考え、真理を求めて欧米を遍歴 そ... -
バロック以前のクラシック音楽 ~中世西洋音楽・ルネサンス音楽~
はいみなさんこんにちは。 今日は、中世西洋音楽とルネサンス音楽、つまりバロック時代以前のクラシック音楽について、 お話していきたいと思います。 中世西洋音楽 中世西洋音楽は6世紀から15世紀にかけての音楽を指し、代表的なものにグレゴリオ聖歌があ... -
メンデルスゾーンの作品、「交響曲第3番<スコットランド>」と「フィンガルの洞窟」の魅力と特徴の解説 ~極上のクラシック音楽を聴いてみたシリーズ~
はいみなさんこんにちは。 今日は、メンデルスゾーンについてご紹介していきたいと思います。 メンデルスゾーンは1809年、哲学者の祖父、銀行家の父のもと、大変裕福な家庭にうまれました。 メンデルスゾーンはドイツ・ロマン派の音楽家です。 彼は幼い頃...