大沢池が素晴らしい、大覚寺 ~京都観光シリーズ~

はいみなさんこんにちは。今日は、京都にある大覚寺についてご紹介していきたいと思います。

大覚寺は、真言宗大覚寺派の総本山です。

山号は嵯峨山(さがざん)です。

開基は嵯峨天皇です。

嵯峨天皇の離宮を、寺に改めた皇室ゆかりの寺院です。

また、嵯峨天皇に始まるという華道嵯峨御流を今に伝える寺でもあります。

私が大覚寺に行った時も、いけばなの展示会が開かれていました。

大覚寺にある大沢池は中国の洞庭湖を模して、嵯峨天皇が築造したものと言われています。

平安時代前期の名残をとどめ、日本最古の庭池とされています。

池には、藤原公任の百人一首(滝の音は、たえて久しくなりぬれど、名杜流れて、尚聞こえけれ)の歌で有名な名古曾滝の石組みが残っており、それが国の史跡に指定されています。

また、大沢池は、月の名所としても親しまれています。

重要文化財である客殿は、桃山時代の建築です。

そしてこちらも重要文化財の宸殿の襖絵には、狩野山楽(かのうさんらく)の「紅梅梅図」と「牡丹図」が描かれています。

上の写真の舞台?が何かはわかりませんでしたが、是枝裕和監督の『DISTANCE』という映画の最後に出てくるシーンによく似ているなぁ、と思いながら写真を撮っていました。

執筆者:山本和華子

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