南禅寺は、臨済宗南禅寺派の大本山です。
正式には太平興国南禅禅寺(たいへいこうこくなんぜんぜんじ)といいます。
本尊は釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)です。
亀山天皇が造営した離宮、禅林寺殿(ぜんりんじどの)が南禅寺の前身です。
建武元年(1334年)、京都五山の第一位となり、その後、足利義満によって五山の上とされました(現在の第一位は天龍寺です)。
南禅寺の三門(重要文化財)は、知恩院三門、東本願寺御影堂門とともに、京都三大門の一つに数えられています。
歌舞伎の『楼門五三桐』(さんもんごさんのきり)で、石川五右衛門が「絶景かな絶景かな……」という名科白を廻す「南禅寺山門」がこの三門です。
現在も楼上に登ることができ、京都市街が一望できます。
南禅寺のすぐそばには琵琶湖疏水が流れています。
琵琶湖疏水とは、琵琶湖の疏水を京都市へ流すために作られた水路です。
滋賀のみなさま、ありがとうございます。
本当に、デートスポットとしてオススメだと思います。
ちなみに、疎水工事の責任者は工部大学校(現東京大学)出身の若き技術者、田邉朔郎(たなべさくろう)でした。
上の写真が、田邉朔郎のブロンズ像です。
執筆者:山本和華子
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【山本和華子のプロフィール】
【山本和華子のプロフィール】 はじめまして。山本和華子と申します。 私、山本和華子は現在、作家・随筆家、小さな出版社「寒山社」の代表として活動しております。 こ…
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